KILL BILL Vol.2


VOL.1の過激なアクション篇とは打って変わって濃密なドラマが楽しかった!(というか元は一本の映画なんだけど・・・)

ビルとの対決のシーンはあるギミックがきっかけで復讐と愛情が混ざり合い、vol.1の決闘を「動」とするなら、まさしく「静」の世界になってたような・・・

で、自分がKILLBILLにハマッたのはブライドのCGアクションじゃないスーパーウーマンぶりに魅せられていたんだなぁとも思ったり。
ただ強いだけじゃない、何かを背負っているから・・・

VOL.1は過激すぎるとよく言われるけど、昔の千葉真一の空手映画のような目ん玉くりぬきシーンはユーモアととるか過激ととるかなんて、感受性の違いとしか言えないし。
これだけのものを一本の映画にしようとしたQTは凄すぎ。
しかもちゃんとまとまっているのがもっと凄い。

あとはアニメパートがあると思ってたのに1コマもなくってガックシ。

しかし、これが一本の映画だったとしたらかなりハードだったかもしれない。分割したのはある意味正解だったのか?